恋愛に例えても。。。

昨日京都のパートナーであるOVOさんのセミナールーム(このセミナールームとても広くて使い勝手がいい!)にて関西の学生3名を対象に採用のお手伝いをしているタキダエンタープライズさんの会社説明を行ってきた。

京都の学生と、わざわざ神戸から駆けつけてくれた学生、男子1名・女子2名である。

あくまでも僕はその会社の社員ではなく、客観的な目線で会社説明をすることを心掛けているのだが、案外その方が学生からの質問も多く、短時間で企業理解が深まる感触を得た。

さて会社説明と質疑応答をひと通り終え、3人の就職活動についてこちらからいくつかの質問を投げかけてみた。

共通しているのは、比較的早期から相当数の企業へエントリーをして、GW前後で一気に選考に進んだにもかかわらず内定を取得できていないということ(男子学生は地元のカーディーラーからの内定を些細な理由で辞退していた)。

ナビのエントリー数は軽く三桁を超え、その後送られてくる各社のセミナーや説明会の案内をチェックすることでどうやら一杯一杯だったようで、選考に行った企業の研究を深くできていないようであった。

この状況はこの3人に限った話ではなく、多くの学生が抱えている課題である。

そこでその状況を、僕は恋愛に例えて彼らに話した。

「恋愛・交際する時に対象者が100人も、200人もいたら、そもそもその相手がどんな人なのかを理解するのに時間と労力がかかり過ぎて、結局のところよく分からないまま告白することになるよね?相手は自分のどんなところに魅力を感じてくれた、恋愛感情を持ってくれたのか理解しないと、付き合おうという気にはなかなかなれないでしょ!それと同じで、シッカリとその企業のことを研究して、自分なり魅力のある部分を整理したうえで選考に臨まないと、企業側も君達と一緒に仕事をしたいとは思わないよね?だからまず情報収集をしたら、ある程度の基準で10社程度に企業を絞り込み、その上でその10社を深く研究することが大事なんだよ」

大まかに言うとこんな話をしたのだが、彼らの反応はイマイチ。

「?????」

ゆくゆく聞いてみると、どうやら恋愛経験が殆どない3人だったようである。

だから僕の説明をなんとなく頭では理解しようとしているのだが、恋愛という体験がないものだから実感できないということであろう。

22歳という年齢を考えると恋愛の1つや2つ、いや10や20の甘酸っぱい経験があるという僕の前提は残念ながら崩れてしまったようである。

よく就職活動を「恋愛」や「結婚」に例える人が多いが、「結婚」は当然ほとんどの学生が経験してないことだからまだしも、「恋愛」に関しても実体験している学生が減っているという事実を踏まえる必要がありそうだね。

たしかあるアンケートは、現在の大学生は「恋人がいる」と答える学生の比率が年々下がってきているというデータが出ていた。

ふ~む、「恋愛を知らない子供達」って歌でも作るか!

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