僕の25年来の友人とお酒を飲んだ。
学生時代にアルバイトをしていたレストランの社員だったのだが、歳が僕よりも少し若かったのと、その店に入ったのが僕の方が先だったので、アルバイトの身分でありながら僕は彼を弟のように思っていた。
その後も彼は飲食の世界に身を置き、持ち前のバイタリティと人の好さで多くのお客さんから厚い信頼を勝ち取っていった。
つい先日まで六本木のとあるお店で責任者をやっていたのだが、そのお店を辞めたと聞いた。
正直残念だったが、彼は独立を決意していたのである意味嬉しかった。
破天荒な面もあり、かなり無茶をすることもある男(自分のことは棚に上げよう)なだけにできるだけ慎重に進めるようアドバイスさせてもらったが、果たしてどの程度理解してくれただろうか(笑)
僕も何度か独立を経験してきたが、やはり全てが思うようにはいかないことが多い。
孤独を感じ、焦りを感じ。
常にプレッシャーと闘わなければならないのが独立である。
その代り、自分の意志で判断をすることができ、達成感も半端ではないのが独立である。
でも一生に一度は独立をして勝負するのも悪くない。
自分が独立した時に周囲の人々に支援してもらったように、僕も彼の独立を支援しようと心に誓った夜だった。(ちょっと遅くまで飲み過ぎちゃったけど。。。苦笑)