午前中に「全国漁業就業者確保育成センター」を訪ねた。
友人の紹介でごあいさつに訪れたのだが、漁業という業界をあまりよく知らなかった僕にとっては非常に勉強になる時間になった。
まずは業界の構造だが、昭和50年代後半、日本の漁業は水揚げ高とそれに準ずる売上高、就業者数はピークを迎えた。
それから20年以上の月日が流れ、現在その規模は何と約1/3となっているとのこと。
これは単純に魚を取り過ぎてしまったことが大きな原因らしいのだが、最近はよくニュースでも報道されるように、気象状況の変動や、世界規模での魚食文化の浸透ということも影響しているらしい。
そんな環境下、この「全国漁業就業者確保育成センター」では行政の政策の下、新たな漁業就業者(つまり漁師)の採用と育成を目的とした組織である。
漁業という仕事に従事したことがない僕にとってみると、漠然と大変な仕事だな~という程度。
ややブーム感のある農業よりも人気がないという印象だ。
更には遭難などの大きなリスクが伴うのも漁業の特徴。
命がけの仕事であることは事実である。
漁業は大きく2つに大別できるらしい。
ひとつは「雇われ型就労」。
これは一般企業に勤めると同様、資本によって組織される組織に属し、多くの就労者と比較的大型船で大量な魚を捕獲するための従業員ということになる。
一方「独立型就労」と言われる、個人経営(いわゆる漁師という専門職)の就労も現存している。
これは親方に従事し、個人の技術を上げながらやがては独立していく個人事業主のような世界。
現在では圧倒的に前者が多いのだそうだ。
また最近では、多くの外国人就労者(特にインドネシア人)も多数漁業に従事しているらしい。
そんな中、同センターは若手の後継者を確保し育成しているための活動を日々行っているわけだ。
個人的に漁業には興味があり、実際に自分でも関わってみたいという気持ちもなくはないが、世の中そんなに甘くないわけで、相当な重労働である。
なかなか20代の若手のなり手がいないのが事実。
「ふるさと就職応援ネットワーク」やキーカンパニーで、何か手伝えないものか?
また新たなテーマが湧き上がってきた。