当社では採用活動を企画・設計し、戦略を立案するお手伝いをさせていただいておりますが、最近改めて採用活動はマーケティングだということを実感しております。
今さら?・・・と言われそうですが(苦笑)
そう実感し始めたきっかけは、ちょうど1年前に当社クライアントの社長を介し、マーケティングのスペシャリストと出会ったことです。
だいぶ以前から私自身も「採用マーケティング」というキーワードを打ち出し、採用支援を行うくためにマーケティングの基本的な概論や概念は学んでいたのですが、そもそも実務経験がほとんどなかったこともあり、学問的な認識をところどころ実務に反映させるレベルでしかありませんでした。
昨秋頃、その方が独立したことを契機にお仕事をご一緒することが増えてきました。
最初の連携は、彼のマーケティングノウハウを生かして2017卒採用を成功させるための採用戦略を立案するという主旨の採用担当者様向けのセミナーを開催したことでした。
当社の集客がうまく機能せず、20社にも満たない参加者を前に、過去の体験をベースとしたマーケティングの話は参加者に想像以上に響いたのです。(アンケート結果からの私の主観ですが)
当然私もその場に参加させてもらい受講者目線で彼の講演を聴きましたが、参加者の皆さん以上に私の目からは鱗が音を立てて落ちたのと同時に、今まで私たちが企業様に採用支援の提案を行っていた手法が間違っていなかったことを実感できたのです。
もちろん我流といいますか、マーケティングの基本路線からやや逸脱したものもありましたが、概ね良好という感じです。
ではなぜ目から鱗が落ちたのか?
それは彼のマーケティング理論が、過去の実体験に紐づいており、極めて実践的であったというのが大きかったのだと思います。
私が過去学んできた学問的マーケティング理論の中にも、事例等を交えたものも少なくありませんでしたが、所詮テキストベースの話で実感を持てませんでした。
もうひとつの理由は、いたってシンプルだということ。
マーケティングというと、なんだか専門用語や独自の理論を捏ね繰り回す印象がありましたが、彼の理論はとてもシンプル。
中にはじっくりと理解を有するべき内容も含まれていますが、昨年から今年の2月にかけて実践してきたインターンシッププログラムを受講した学生でも十分理解できるということが実証されています。
このインターンシップは、基本的に参加学生が彼のマーケティング講座を学んでもらい、そこで学んだことノウハウやスキルを活用して、主催企業の商品やサービスの売上アップ、つまりマーケティングプランを考えてもらうというものでしたが、参加してくれた学生にとって非常に満足度の高いプログラムだったと自負しています。
あくまでも私見ですが、このプログラムを受講した学生は、就活においてもマーケティングのノウハウを駆使できるようになるということと、いざ社会に出てからも売上を伸ばすという視点において、周囲の同期よりも一歩も二歩も抜きんでることになると思います。
実は今回、当社ではマーケティング理論を用いた新たな採用支援サービスを提供させていただくことになりました。
①「内定者のマインドフロー」に基づく「内定承諾率向上プログラム」
※既存の「内定者意思決定プログラム」をベースにバージョンアップしています。
②オリジナル採用戦略立案ツール「AT‐MAP」を活用した採用コンサルティング
※マーケティング概念を色濃く用いた採用戦略立案をお手伝いします。
ここでは詳しくは触れませんが、徐々にご案内をしてまいりますのでお楽しみに!