企業のPRにおける4つめの「R」

このブログで何度も「Student Relations(SR)」について何度も述べて参りましたが、 実は先週末に当社の全メンバー(といってもたった5名ですが…)で、「SR」とは何なのか? について改めて膝を突き合わせて議論する場を設けました。

その結果「SR」とは…
企業がステークホルダー(従業員・顧客・株主)発掘・育成を目的に「ER・CR・IR」で 提供される情報を融合させた学生を対象にした新たな広報活動。 という言語に行きつきました。

一般的に企業の広報活動(Public Relations)は、以下に分類されます。

■従業員向けコミュニケーション=Employee Relations
■顧客向けコミュニケーション=Custmor Relations
■投資家向けコミュニケーション=Investors Relations

当然ながら対象者によって提供する情報に差がでます(共通項もあります)。
例えば従業員向けコミュニケーション(ER)では、主に企業理念や行動規範など、 従業員がその会社で働く上で大切にしていることを伝えます。

昨今ではこの「ER」が、リファーラル採用に効果的であると言われ始めてきており、 より「ER」を強化する企業が増えているようです。

また投資家向けコミュニケーション(IR)では、主に経営情報や経営指標などの 情報を開示することで、投資家や株主から自社への投資を促します。
IRの情報は定量的な情報が多いの言うまでもありませんが、昨今では多くの企業が、 CSRやESGなどに沿って定性的な情報を提供する動きが強まっているようです。

当社ではこのPRにおける「3つのR」にもうひとつ「R」を追加することにしました。

それが前段の「Student Relations(SR)」です。
なぜ3つ目の「R」=「SR」が必要なのか?
それは学生が各企業にとっての将来のステークホルダーだからです。

学生は就活を通して、初めて真剣に企業や自分と向き合います。
但しその期間は限られていて、結果的に知名度のあるブランド企業に目が行きやすく、 結果的に特定の企業のことしか知らずに社会へ旅立っていきます。

その後は自分が勤める会社の比較的限られた取引先や得意先や、個人的に投資を始める 際に特定の企業に目を向けます。

つまり現在採用担当者の皆さんの目の前にいる学生は、近い将来自社のステークホルダー になる可能性があるということです。

であるならば、この学生たちに自社をもっと知ってもらうコミュニケーションを 強化していく必要があるのではないでしょうか。

そこで「SR」は学生という対象に、上記の3つの(ER・CR・IR)の情報を効果的に組合せ、 通年で提供していく必要があると考えます。

直近のゴールは新卒採用であることは間違いありませんが、中長期的な視点に立ち、 学生との関係構築を目的としたコミュニケーションがこれからの自社の成長を 後押しすると私たちは考えています。