当社では今年の初めより、「SR(Student Relations)」という企業と学生の新しいコミュニケーションの在り方を提唱してきました。
そしてこの10カ月、多くの皆様の協力を得ながら、少しずつではありますがカタチになってきています。
ただ残念ながら「SR」という言葉は、まだまだ企業の皆様にも、学生さんの間でも浸透していないというのが現状です。
「SR」の基本的な考え方は、数値や客観的事実で学生に会社を理解してもらうということなのですが、先日インターンの学生を交えてミーティングを行っていた際、『下薗さん、SRって考え方はわかるんですけど、学生にはなんかピンとこないんですよね~』というド直球を胸に投げつけられました。
もしかして、私たちの考えは単なる自己満足なのではないか?
そんな気持ちがよぎったので、私はすかさず『君ならどんな表現を使う?』と逆質問を投げかけました。
そこで帰ってきたのが『ロジカル就活ですかね~学生の間でもロジカルシンキングとか、ロジカル志向とかよく使いますし。やっぱり学生の知っている言葉で表現しないと伝わらないんじゃないですか?』
確かに「SR」というのは「IR(Investor Relations)」をもじって作った造語であり、いきなりそれを理解してというのは都合の良い考えなのかもしれません。
採用広報の主流である定性的な情報だけではなく、数値や客観的事実を基にした就活=「ロジカル就活」。
なかなか、いいじゃないか・・・
早速他の学生や一部の採用担当の方にも相談させてもらいましたが、概ね好感触です。
そこで今後は「SR」の思想を活かしながらも「ロジカル就活」というキーワードを前面に押し出した展開になることをこの場を借りてお伝えさせていただきます。
近い将来、「ロジカル就活」という言葉が日常的に利用されるようになる日を夢見て、更に事業構築のスピードをアップさせていきますので引き続き宜しくお願いします。