「地元出身の大学生をアルバイト採用する」

当社は「ふるさと就職応援ネットワーク」という全国のHR事業者で構成されるネットワークの事務局を兼務しています。

このネットワークの主旨は、地方・地域における雇用創造の促進。

つまり学生や地元を離れて生活している人材のUターン就職・転職を支援し、促進させようということです。

そのために、首都圏の主要大学を回って啓蒙活動を行ったり、WEBサイトやリーフレットを活用してPR活動等を行っています。

今後はさらに新たな事業を展開していく予定です。

さ今回のコラムの本題ですが、今年の1月に「アルバイトから新卒を採用する」というテーマのコラムと関連した内容です。

前回以上に各論での話ですが、結論としては地方の中小企業は長期休暇で一時的に帰省してくる地元出身の大学生をアルバイトとして雇用しましょうという提案です。

特にサービス業以外の企業で、地元出身のUターン学生を新卒として採用したいという中小企業におススメです。

恒常的な人材不足感があれば別ですが、そもそもサービス業以外の業態の企業は、地元の大学生ですらアルバイトとして雇用するケースは少ないと思います。

ではなぜ学生アルバイト、それも地元以外の大学に通っている大学生を一時的にアルバイト雇用する必要があるのか?

それは以下の理由からです。

■地元以外で生活している若者を職場に入れて組織を活性化させる
■学生アルバイトの面倒をみさせることで、既存社員のマネジメント力を向上させる
■自社にとって、本人にとって有益な出会いであればそのまま正社員として雇用する

いずれも現場からは面倒がられるかもしれませんが、組織や人が成長していくプロセスにおいては、やはり刺激は重要です。

そういう意味では、地元の学生よりも、地元を離れ都会で一人暮らしを体験している学生の方が刺激的なわけです。

問題は、そういった学生に自社のアルバイトをどう広報するか?

ソリューションはいくつかあろうかと思いますが、

■都市圏の主要大学の学内で広報(学生課等への依頼)
■都市圏に存在する学生会館や学生マンションの運営会社経由で広報
■地元の学生が集う学生寮で広報

などなど、比較的コストをかけずに実現できるのではないでしょうか?

今後前述の「ふるさと就職応援ネットワーク」でもこの仕組みを構築し、世の中に発信していきたいと考えています。

地方企業の成長、地方の活性化が今後の日本の未来を担っていることは間違いなさそうですから…

 

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