4日の博多出張での出来事。
仕事を終え、得意先が新規出店した博多駅阪急百貨店に出向き業務を終了した後は恒例の懇親会という名の過激な飲み会。
パートナー企業の皆さん、更には飛び入り参加者達ともつ鍋を食し、いい感じで2次会のカラオケに向かった。
20代、30代、40代という面子でのカラオケは愉快である!
色んな世代の人間たちが、自分たちの思い出の曲を熱唱しながら交流も深まる。
そんな大宴会もお開きになり、〆のラーメンは友人からの推薦をすっかり忘れ「一幸舎」に決定。
昼もラーメンを食べ、更にはもつ鍋とちゃんぽん、雑炊を胃に流し込んだ後だったにも拘らず完食(少しもたれたのは事実)。
その後面子は僕を含め3人に絞り込まれ、メキシカン系の店で海老蔵バリのテキーラ大会となった。
ここまでくると歯止めが利かなくなるのが世の常である。
結局今回の出張に同行している暑苦しい男ともう一軒!
彼のリクエストは「飲みながら歌えるスナックみたいな店がいいです!」とのこと。
僕の出番だ。
以前とある大手Sierの採用担当者だったNさんが得意のホームグラウンド以外での飛び込み開拓営業である。
表通りよりも裏通りの鉄則に基づき、匂いを嗅ぎ分ける。
この時間気を付けなければならないのはいわゆるぼったくり的な店なのだが、以前に比べだいぶ規制があるようであまり声をかけられることはなかった(貧乏そうに見えたのかも)。
ここは九州最大の繁華街中洲、そりゃ気が狂うほどの雑居ビルが立ち並び、何がなんだかよく分からなくなってくる。
数分嗅覚を研ぎ澄ましていると、なんとなく匂うビルを発見。
近寄ってテナントの顔ぶれを舐めるように覗き込むと、インパクトの強い店名を発見。
しかしその瞬間同行している暑苦しい男と顔を見合わせ、暗黙のまま3階に上がりドアを開けた。
その途端また二人で顔を見合わせ、思わずニンマリ。
店名は「勇次」。
聞こえてきた曲は「耳かきの唄」というファンの中でもかなりのレアもの。
そうこの店は長渕剛さんのそっくりさんで有名な長渕勇次さんがオーナーの、長渕フリークのお店だった。
おいおい、こんなことってあるのか?と少し興奮気味に店内を見渡すと、いたいた!長渕勇次さんだ~いやっ、もしかすると本物かもしれない・・・
去年の年末にこの暑苦しい男と二人でさいたまスーパーアリーナの「Try Again」の初日を見に行ったことを思い出しながら思わずガッツポーズ!
興奮と酩酊の中でとても気さくな「勇次」さんと意気投合したことは言うまでもない。
閉店時間を過ぎてからも人生を熱く語り尽くしてきた。
勇次さん、有難う!
僕こういう引き、結構強いんです…
博多中洲の「勇次」をこちらです