僕の高校の同級生に“鬼塚忠”という面白い男がいる。
自らも作家でありながらアップルシードエージェンシーという作家と出版社を繋ぐエージェントの経営者でもあるのだが、そんな彼から印象深い以下のようなメールが来た。
長崎の五島列島に足を運びました。
島のなかで自他ともに認める美しく輝いているのが添付の写真、教会です。
江戸時代、信教の自由が認められず、日本全国のキリスト教信者は迫害を恐れ、長崎の五島列島へ移り住みます。
明治6年、信教の自由が認められ、信者たちがお金を出し合って、狭い島のすみずみまで、美しい教会を美を競い合って建てるのです。
およそ80はあるのではないでしょうか?
それが今でも残っているのです。
私は今回およそ40の教会を回りました。
その美しさは、当時の苦労を偲ばせるルポなどを読みながら見ると、さらに美しく感じます。
その教会が今でも100年以上たった今でも残っている。
自分たちの成した仕事が100年以上残っている。
キリスト教徒でもない私にまで美しさを放ち、感動を与えている。
とても素晴らしいこと。
私たちの仕事も、頑張れば、歴史に残せるかもしれない。
「歴史に残る仕事」っていうところが何ともいいねぇ~!
ちょっと昔に「地図に残る仕事」というキャッチフレーズを展開する大手ゼネコンがあったが、それもいい。
いずれにしても世の中に新たな価値を創造することで実現できるんだよね。
よっし、実現するか!!