「facebookを新卒採用にどう活用すればいいのか?」というお問合せをよくいただきます。
正直なかなか難しいですよね!
複数の採用支援会社やSEM関連の会社がfacebookを使った採用手法の企画提案を行っていますが、スタンダートと言えるサービスはまだ表れてきていないように思います。
個人的な意見ですが、まだまだfacebookをメディアとして捉えているフシが強いように思います。
私も今までその発想で、「いいね」を押してくれる学生をどうやって集めるか?という視点でfacebookを捉えていましたが、どうやらその発想は捨てた方が良さそうだという結論に至りました。
元来facebookはSNSでありコミュニケーションツールとしての機能が充実しています。
ナビでエントリーを終えた大半の学生は、再度そのナビ企業ページをみる確率は低いわけで、それをWebメール等で補足しようとしても情報量が多過ぎて学生はなかなか見てくれない。
そこでfacebookの登場となるわけですね!
少し違和感はありますが、ナビに掲載されている情報をかいつまんで定期的且つ小出しにfacebookで発信することで企業理解を深めロイヤリティを高めることは可能だと思います。
そんな目的を前提に、私は以下のように話をさせていただきます。
■リプライメール等でfacebookページへ誘導し「いいね」を押させる
(そもそもリクナビの場合は連携しますね)
■「いいね」を押してくれた学生のウォール(ニュースフィード)に情報が発信される
г鮮度の高い情報を定期的に発信
г企業理解が深まるようにテーマごとにシリーズ化した情報の提供
г情報に対する学生コメントは要チェック
■アンケート機能を活用して学生の企業理解度をはかることも可能
г意外性のある質問と回答
г学生の反応をチェック
■facebook限定のクローズセミナーを実施するのも面白い
гイベント機能を活用(セミナーに招待)
г採用担当者よりも現役社員との交流等のコンテンツ
■OB・OGの紹介
г管理人に指定し、学生とコミュニケーションが取れるようにする
гOB・OG訪問の受付も可能
重要なのは具体的にどんなコンテンツを発信するか?なわけですが、基本的に全体の採用活動の設計に関わってきますし、採用ターゲットや人材要件もコンテンツ開発の要件になってくると思います。
facebook採用ページを作って満足ではもったいないすよね。