「妄想」という「目標」

福井に本社のある企業の採用コンサルティングを行っているのだが、改めてその会社の社長に取材をする機会をいただいた。

企業のキッカケや理念、ビジョン、そして今後の事業戦略等の話をつくづく納得しながら伺った後に、社長の人材観の話で盛り上がった。

ご自身の体験や学んできたことを丁寧に話していただいたのだが、印象的だったのは「妄想すること」と「本気でその妄想に向かって動くこと」というくだりだった。

特に経営者には必要だということを仰っていたのだが、この「妄想」はどうやら社長にとっては「目標」と言い換えることができる。

つまり周囲からは「何を馬鹿げたことを」とか「そりゃでったい無理だよ」といったことを本気で目指し、そのために必死に動くということである。

先週の「すごい会議の黒帯コーチである芳地さんからも、表現は違えど同じような話を伺っていたので僕の頭の中は「妄想」というワードで一杯になった。

レベルは違えど、僕自身5年ちょっと前に「新卒紹介」という新しい就職と採用のスタイルを事業化しようとした時に周囲から「無謀だ!」「考えは素晴らしが事業化は難しい」と散々言われた。

当時を思い出すと、正直周囲からそう言われたことでややネガティブになった時期もあったが(正確にはビビった)、根拠のない自信も兼ね備えたいたのだ。

その理由を言葉にしたいのだが。。。

敢えて言えば「直感」でしかなかったわけだが、実はこの「直感」を信じその実現に向けて必死になれるかどうかが重要だということを今日の社長の言葉で実感することができた。

数字的な根拠や裏付けが重要であることは百も承知しているが、最後の決断は「直感」もありだということを再認識させてもらった。

そろそろ潜在的なもう一つの企画を「妄想=目標」に変える時期はそう遠くなないということを強く感じることができた。

社長に感謝!

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