「運動会の競技を選考に導入」

最近「選考の独自化」というキーワードを発信し続けていますが、本日はその一例になるのではないかと思われるアイデアをお伝えします。

自社の採用基準に「機転の利く学生」「瞬時に判断ができる学生」「苦難を乗り越えることができる学生」と定義づけされている企業さんは少なくないと思います。

要は「使える人材」「仕事のできる人材」ですね。

ではそういった学生をどうやって発掘するか?

実はここが重要なわけですが、そこを深堀して選考に導入している企業は案外少ないようです。

たたまですが、先日テレビを観ていたら、企業の社内運動会の映像が流れていました。

ひと昔前に、社員及びその家族の交流を図り、社内の一体感の形成の定番だった社内運動会が、復活しているといった趣旨のニュースだったように記憶しています。

その時私は、この運動会の協議を選考に導入したら面白いだろうなと考えたのです。

現実的にはいくつものハードルがありますが・・・

正攻法の短距離走やリレー、玉入れや棒倒しも良いのですが、選考という視点で考えると断然「借り物競争」が前述の「使える」「仕事が出来る」の判断基準になるのではないでしょうか。

皆さんも過去一度は「借り物競争」に参加したご経験があろうかと思います。

結構意地悪な設定もあったような記憶もありますが、この「借り物競争」で重要なことは、「機転」「発想」「スピード」といったような要素です。

これってまさにビジネスで求められる非常に重要な要素ですよね。

例えば、借り物を探す際に、まずは知人のところに向かい協力者を巻き込んで探してもらう人もいますが、自分一人で必死に動き回る人もいます。

どちらが良い悪いという問題ではなく、ビジネスにおいてはどちらの人が成果を上げる確率が高いか。。。やはり前者の人ではないでしょうか?

また、とにかくたくさんのモノを借りてきて、それを足したり引いたりして最終的な借り物に仕上げてしまうというのはどうでしょうか?

これもビジネスにおいて有効的な手法ですね。

通常の選考で、「借り物競争」ができるか否かは別として、そういった発想に基づき選考を企画していくことが、「採用の独自化」に近づく一歩だと思います。

インターンシップのプログラムで一度試すことは現実的に可能かもしれません。

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