「新入社員が定着・活躍するための戦略」

「新入社員が定着・活躍するための戦略」

当社は「社員の定着と活躍で、企業の成長を支える」という事業ミッションを掲げて採用支援事業を展開しています。

それを実現するための採用活動に必要不可欠な要素として、

1.採用行動力の向上(採用をデザインし、オペレーションする社内の力)
2.学生・求職者への積極的な情報開示

という2点を挙げさせていただいています。

つまり「入社後の定着と活躍」を念頭に置いた採用を支援することが当社の存在意義ということになるわけですが、今回のコラムでは採用活動ではなく、どうすれば入社後に新入社員が定着・活躍するかについてお伝えしたいと思います。

当たり前の話ですが、企業は人材は採用して終わりではありません。

いかに社員が成長し、会社の利益や組織の成長に貢献してくれるかが問われるわけで、そのための前提が、社員の定着と活躍だと言えます。

ではどうすれば新入社員、若手社員が定着し活躍してくれるようになるのでしょうか?

当社では以下のような人材育成戦略の導入がポイントになると考えています。

1.仕事を楽しむ人材を育成する
2.成果を上げる人材を育成する
3.人を育てられるリーダーを育成する

言葉にすると当たり前のことですが、皆さまの会社ではいかがでしょうか?

「仕事を楽しむ人材を育成する」ですが、ここは新入社員・若手社員の価値観やそれが形成された時代背景等を考慮しながら育成プログラム作りをお勧めします。

その中でも重要になってくるのが、最近よく耳にする「レジリエンス」(精神的な回復力・逆境力と略されることが多い)の向上です。

この「レジリエンス」を鍛えることで、自己効力感を高め、自信をつけさせることで仕事を楽しめる人材を創出していきます。

「成果を上げられる人材を育成する」という点においては、戦略思考を身に付け、理に適った戦略を立案できるようになってもらう必要があります。

目標・目的を達成させるのに、行き当たりばったりで行動するのではなく、自分なりの戦略を立てて行動するための基本的な手法を学んでもらい成果を上げる人材になってもらいます。

ちなみに戦略とは、「目的に対する行動の最適化」という風に定義付けしています。

そして最後に「人を育てられるリーダーを育成する」ですが、社歴やキャリアのあるリーダーの方が新入社員・若手社員よりも変化しにくいということを前提として考えなければなりません。

そのためにはリーダーには、自分の現状を客観的・科学的に捉えてもらい、その上で部下に対する観察力、そして問題解決力、それとコミュニケ―ション力を身に付けてもらうという段取りになります。

整理すると、新入社員・若手社員の定着と活躍は、レジリエンスを鍛え、目標・目的を達成させるための戦略立案の手法を学んでもらい、同時にリーダーの人材育成力を高めることで実現できると確信しています。

 

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